測量士はきつい?炎天下の屋外作業と細かい計算の日々 【みんなの社畜体験談 #219】

📝 この記事でわかること

  • この仕事の具体的な仕事内容と1日の流れ
  • 給料・勤務時間・休日の実情
  • 実際にきつかったこと
  • この仕事で良かったこと
  • 向いている人の特徴

今回は測量士の仕事を経験された方に体験談をいただきました。

実際に働いてみて感じたリアルな声をお届けします。これから測量士を目指す方、転職を考えている方の参考になれば幸いです。

雇用形態 正社員
勤務地 埼玉県
勤務時間 8:00〜17:00(繁忙期は残業あり)
休日 土日祝休み(現場の都合で土曜出勤あり)
給料 年収400万円
必要資格 測量士補(入社後に測量士取得を推奨)
業種 測量・建設コンサルタント
主な業務内容 土地の境界確定測量・建設現場の現況測量・図面作成・データ解析
性別 男性
年代 20代
目次

始めたきっかけ

工業高校の土木科で測量の授業を受けたのがきっかけです。トランシット(測量機器)を使って距離と角度を測る作業が面白くて、「これを仕事にしたい」と思いました。卒業後に地元の測量会社に入社して、先輩について現場を回る日々が始まりました。入社前は「精密機器を使ったスマートな仕事」を想像していましたが、実際は炎天下を歩き回る体力勝負の仕事でした。

1日の仕事内容

朝8時に事務所に出社して、当日の現場確認と機材の準備。測量機器(トータルステーション、GPS、レベル)の点検と充電は毎朝欠かしません。

現場では、まず基準点の設置から始めます。三脚にトータルステーションを据え付け、ミリ単位で水平を合わせる作業。この設定がズレると全ての測定結果が狂うので、最も神経を使う工程です。

境界確定測量では、隣接する土地の所有者に立ち会ってもらいながら、境界杭の位置を確認・測定します。所有者同士が境界の位置で揉めることもあって、間に挟まれて気まずい思いをすることもありました。

現場から戻ったら、事務所でデータの計算と図面の作成。CADソフトを使って測量データを図面に落とし込む作業。数値の整合性チェックは集中力が必要で、ミスが許されません。繁忙期は図面作成の残業が続きます。

この仕事できつかったこと

夏の屋外作業がとにかくきつい。炎天下でじっと測量機器を覗き込む作業は、直射日光を浴び続ける拷問みたいなものです。日焼け止めを塗っても真っ黒に焼けますし、熱中症の危険と隣り合わせ。ペットボトル5本分の水を持っていっても足りない日がありました。

冬場は冬場できつい。手がかじかんで精密な操作ができなくなるし、足先の感覚もなくなります。雪が積もった現場での測量は、杭を探すだけで何時間もかかることもありました。

蚊やブヨ、ヘビとの遭遇も地味にストレス。山林や河川敷の測量では、虫除けスプレーが効かないくらいの大群に襲われます。マムシに遭遇したときは声にならない悲鳴を上げました。

計算ミスへのプレッシャーも大きい。測量のデータが間違っていると、その上に建つ建物の位置がズレるという重大な問題になります。数ミリの誤差でも許されない精密さが常に求められるので、集中力が切れると怖いです。

この仕事で良かったこと

自分が測量した土地の上に建物ができて、道路ができて、街並みが変わっていくのを見ると「この街を自分が測ったんだ」という誇りを感じます。測量は建設の最初の一歩なので、全てはここから始まるという責任感とやりがいがあります。

技術が専門的なので、食いっぱぐれがありません。測量士の資格を持っていれば転職も容易ですし、独立する人も多い。需要は安定しているので、将来への不安は少ないです。

最新のドローン測量や3Dレーザースキャナーの技術が入ってきて、業界が変わりつつあるのも面白い。新しい技術を習得すれば市場価値がさらに上がります。

この仕事を辞めた理由

辞めてはいません。入社6年目で、測量士の資格も取得しました。今は現場と内業(図面作成)の両方をこなしつつ、ドローン測量の技術も勉強中です。40代以降は内業の比率を上げて、体力的な負担を減らしていきたいと考えています。

この仕事が向いている人

屋外で体を動かすのが好きで、かつ数字に強い人。この両方を持っている人に向いています。精密機器を扱うので、慎重で几帳面な性格は必須。雨の日も風の日も現場に出る覚悟があること、虫が苦手でないことも意外と大事なポイントです。

この仕事に就きたい人へ一言

測量士は地味な仕事に見えるかもしれませんが、建設業界には欠かせない専門職です。測量士補の資格は比較的取りやすいので、まずはそこからスタートするのがおすすめ。実務経験を積みながら測量士にステップアップしてください。

ドローンやICTを活用した「i-Construction」が国の方針として推進されているので、新技術に対応できる測量士の需要は今後さらに増えるはずです。技術の変化を楽しめる人は、この業界で長く活躍できると思います。

よくある質問(FAQ)

Q. 測量士と測量士補の違いは?

A. 測量士は測量計画を作成・実施できる上位資格。測量士補はその補助を行う資格です。測量士補は専門学校や大学で所定の課程を修了するか、国家試験に合格すれば取得できます。測量士は実務経験が必要です。

Q. 測量士の年収はどれくらい?

A. 正社員で350〜500万円が相場です。経験を積んで技術主任クラスになると500万円以上。独立して自分の事務所を構えれば600〜800万円を稼ぐ人もいます。

まとめ

測量士は、炎天下や極寒の中での屋外作業と、ミリ単位の精密な計算を両立させる専門職。身体的にきつい面はありますが、建設業界に不可欠な存在として安定した需要があります。ドローンなどの新技術が導入され、業界の将来性も明るい。数字と体力の両方に自信がある方には、手に職がつく堅実なキャリアとしておすすめできる仕事です。

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社畜王の中の人

板前、運送、不動産、Webディレクターなど、複数の業界を渡り歩きながら転職を重ねてきた“現場型キャリア”。未経験分野への転職やキャリアチェンジを実際に経験してきたからこそ分かる、「通用するスキル」「転職で評価されるポイント」「失敗しない選び方」をリアルベースで発信しています。遠回りしてきたからこそ見えてきた、“再現性のある転職の考え方”を共有していきます。

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