女子はみんなやってみたいと思ったことがある「ケーキ」屋さんでのお仕事。
かわいいケーキに囲まれながら仕事するのは楽しそうですよね!しかも余ったら持って帰れるからスイーツ好きにはたまらない。
しかし現実はケーキのように甘くはありません。キツイ事ももちろんあります。
今回は【ジャック】様がリアルな体験談をご紹介してくれます。
雇用形態 | アルバイト |
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勤務地 |
大阪府大阪市
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勤務時間 |
9:00~20:00(5、6時間)
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休日 |
週休2日
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給料 |
7~9万
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必要資格 |
なし
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業種 |
販売員
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主な業務内容 |
ケーキ販売
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この仕事を始めたきっかけ
小さい頃からケーキ屋で働いてみたいと思っていたところ、近所のケーキ屋がアルバイトの募集をしていると聞いた為始めました。
1日の仕事内容
午前中出勤の場合は、店舗の清掃からでした。1人で喫茶コーナー(17席)からトイレ、ショーケースなどを30分程かけて掃除します。
そして、予約の確認や厨房で出来上がったケーキをショーケースに並べていきます。その際、新商品があったら、フロント係がレジへの打ち込みとネームプレートを準備します。ここまでがオープン前の仕事です。
オープンしてからは、ケーキ販売、電話注文受付、喫茶対応、贈答品の箱詰め、焼き菓子の袋詰めなど、多忙期(12月〜3月のイベント時)は座る余裕もない程忙しいです。
フロント係も2人体制なので、贈答品の対応に1人取られると、他の業務を1人でしないといけなくなります。
午後からの出勤時は、日中の仕事に閉店後の仕事があります。
店のシャッターを閉め、残ったケーキを厨房に運び掃除をします。毎週1回、ソフトクリームの機械を分解洗浄します。
この仕事できつかった事
12月後半は、クリスマスケーキを購入されるお客さん、ショーケースのケーキを購入されるお客さん、お歳暮用の焼き菓子詰め合わせを購入されるお客さんなど対応に追われて、お昼ご飯を食べられない時もありました。
また、個人のケーキ屋さんだったからなのか毎回試食があり、初めは喜んで食べていたのですが、ニキビは増えるし体重は増えるしで困りました。
箱に詰める際のケーキの並べ方が悪いと持ち運び時にひっくり返ったり、隣のケーキにくっついたりするので注意が必要でした。
この仕事をして良かった事
ケーキを社員割引で購入することが出来ました。また、デコレーションケーキの注文も、パティシエに要望を伝えやすく満足出来る仕上がりになりました。
ケーキ作りのコツやデコレーションの細かな技を教えてもらうことが出来、自宅で作る際の参考になりました。
いろんなケーキを試食させてもらえました。
いろんなお客さんと接するので、対応の仕方や話し方を自ら本やネットで調べたり、ケーキに関することを調べてみたり、今まで知らなかったことを学ぶ機会が出来ました。
夏場は比較的お客さんが少なくゆっくりしているので楽です。
この仕事を辞めた理由
初めはフロントだけだったので何とか他のアルバイトの人と協力してやってこれましたが、慣れてくると厨房の洗い物や、簡単なケーキの飾りつけなどもお願いされるようになりました。1人休んでしまうと本当に手が足りず、目が回る程忙しかったです。
また、予約の確認もアルバイトが任されており、クリスマスケーキの数の把握が大変で責任重大でした。
時給も上がらず仕事量だけが増えて大変に思えた事と、甘いものを食べ過ぎてニキビが酷くなったこと、立ち時間が長く下肢の血流が悪くなり体調も優れず辞めてしまいました。
この仕事に向いている人
個人のケーキ屋さんは、オーナーのケーキに対する熱い思いが伝わるので一緒に頑張っていこうと思える人。
ある程度任されるので、季節感が出るような店舗の飾り付けやラッピングが得意な人は自分の提案が通ると頑張れると思います。
甘いものが好きな人。甘い物の誘惑に負けず、試食も程々で辞められる人。
いずれ自分も菓子店やお菓子教室などを始めようと思っている人には、まじかで作業を見ることが出来、材料などどんな物を使っているのかわかるので良いと思います。
接客が好きで、ラッピングなどの細かな作業も好んで出来る人にも向いていると思います。
この仕事に就きたい人へ一言
ケーキ屋さんは夢があるお仕事です。素敵なケーキで癒されてみてはいかがでしょうか?