【読者体験談#19】陰湿な同僚との闘い。販売員も大変なお仕事です

販売業は女性の主婦の方が多いですね。時間の融通が利くし、資格がいらないから誰でも始めやすいお仕事だと思います。

今回ご紹介してくれる【花】様もそんな主婦の1人。一体どんな経験をしたのでしょうか？

1日の仕事内容

その日によって仕事内容が変わるのですが、週に2回の発注と週に3回の品出しの日があります。
接客をしながらレジでのお会計もするので、一人だと手が回らない事もしばしばありました。
出勤すると勤務表に「品出し」「発注依頼書作成」「教室」「研修」「休憩」などと書き込まれているので、基本はその通りに行動します。しかしその間にクレームなどの対応があったり、商品への問い合わせなどもあるので、勤務表の通りにはいかないです。

基本的な仕事は接客と販売です。レジ、包装、商品整理、陳列の変更、ご案内などもです。
様々な研修や試験、健康診断などは勤務時間に行われていました。私は閉店までいるシフトが多かったので夜の10時になったらレジを閉める、閉店準備をする、翌朝の人への引継ぎがメインでした。

この仕事できつかった事

販売の仕事できつかったと感じることは、一番はじめに思い浮かぶのは人間関係です。
200人ほどが一緒に働く職場なので、いくらグループ分けされているとはいえ、知らない人から陰口を言われることもしばしばありました。
人の噂話や陰口が大好きな人も多かったです。
私はそういうグループの人に話しかけられても黙って聞くだけだったので、次第に仲間外れにされました。同じ売り場で働く同僚からも嫌がらせを長年うけていました。

次にきつかったことはクレーム対応です。私に嫌がらせをする同僚はお客様からの評判がすこぶる悪く、何度上司に報告して注意してもらっても改善しないので、ひたすら謝るだけでした。

あと、給料を上げる為には昇進試験しかなかったのもきつかったです。

この仕事をして良かった事

この仕事をして良かったと感じる事はたくさんありました。
まず、自分の趣味の幅が広がった事です。ソーイングや手芸には興味が皆無だった私が仕事上で商品を扱うようになると、その面白さにハマっていきました。社内資格で手芸全般の知識を得る為の研修もあって、厳しかったですが楽しかった思い出でもあります。

また他の店舗の人達と交流も出来て、情報を交換しあったりできた事が何より刺激でした。

あと接客の仕事をしていて一番嬉しいのは、お客様がリピーターになってくれたり、私に相談に乗って欲しいとか、私に選んでもらいたいとお店に来てもらえた事はとても嬉しかった事です。
商品知識がたくさん得られた事も良かった事です。

この仕事を辞めた理由

私が長年勤めたこの仕事を辞める理由は、嫌がらせをする同僚と揉めた事が発端でした。
上司の評価は勤務年数が短いのに私の方が高く、その事を前々から面白く感じていなかった同僚は、私に嫌がらせを始めたのですが私は気にしませんでした。その分、仕事を頑張りました。

すると、ますます上司は私を評価してくれるわけです。
その悪循環が続き、同僚の怒りが爆発。本社に匿名で連絡したそうです。
「私は不当な扱いを受けている」と。最悪の展開でした。

その事がキッカケで異動を命じられたのは私と同僚です。
納得できなかった私は上司に相談しましたが、そこで始まったのが上司からのパワハラです。
もう、どうしようもない展開になってしまったので耐えられずに退職することにしました。

この仕事に向いている人

人と接する事が好きな人や、物を売る事に興味がある人は向いていると思います。
自分のセンスが問われる売り場も多くありますが、基本的には見本があるので大丈夫です。

一番心配されるのはレジ業務や試験についてだと思いますが、勉強するのが苦手でも学ぶのが好きな人なら平気です。
レジは多機能なので、滅多に使わない機能でも覚えておかなくてはなりませんが段々慣れます。
資格試験も上司や同僚が教えてくれるので大丈夫です。
昇給しなくていいと感じてい人は試験を受けないという選択肢もあります。
基本の「き」の字から教えてくれるマニュアルテキストもあります。

この仕事に就きたい人へ一言

人間関係はどこに行ってもなんかしらありますが、上司に不満があるなら数年間の我慢をしてください。

時期に転勤していきますから大丈夫です。耐えましょう。

貴重な体験談ありがとうございました

ありがとうございました。