【読者体験談#71】引っ越し作業員は想像以上にキツイ。でも学べることも多い?

【読者体験談#71】引っ越し作業員は想像以上にキツイ。でも学べることも多い?

新卒として引っ越し業界へ入ったという【ぽった】様。

引っ越し業界はブラックと噂されているのは知っていましたが、それでもやりがいのある仕事だと思い入社を決めたそうです。

実際はやっぱりきつかったそうですが、それでもやって良かったとも言っていました。

そう思えるお仕事に出会えたは良いことですよね。

ではそんな引っ越し作業の体験談をご紹介して頂きたいと思います。

 

雇用形態 正社員
勤務地
兵庫県尼崎市
勤務時間
6:30~20:00(ばらつきあり)
休日
週に1~2日 年末年始
給料
24万
必要資格
普通自動車免許(マニュアル車)
業種
配送業
主な業務内容
引っ越し作業の手伝い

始めたきっかけ

大学の卒業と同時に新卒として入社。
在学中の就職活動では主に営業職で希望を出していましたが、ルート営業は面白くなさそうで、新規アポから始めるのは魅力はあるがしんどそうな印象がありました。

だから顧客の要望があって、顧客から呼ばれていく営業なら楽しくできそうと思って引越し業界にエントリーしました。

1日の仕事内容

6:30に会社に行きタイムカードを押して社内清掃を30分します。
7時に朝礼と本日の顧客訪問コースの再確認して事務所を出ます。
朝一の訪問は8時からで2時間スパンで多い時で6件回ります。
※顧客の要望によっては20時からの訪問もあり。

間に時間が空いたら、引越しを終えた人の段ボールの回収だったり事務所に戻って洗車などをして、すべて終わったら翌日の訪問のルートを組みます。
その後タイムカードを押して帰宅。

この仕事できつかった事

時期によって連勤や時間外労働が強烈になることです。
特に引越し業界が一番にぎわう3月4月は2週間連続勤務や、24時を超えても事務所にいることが多く、場合によっては進んでいない現場の作業に応援で入ることもあります。

社内上のコンプライアンスを守るために残業時間も大幅に削られ所定の残業の範囲内に強制定期にされます。
当然その分の給与は払ってもらえないのですが、皆が従うのでそうせざるを得ない空気が流れています。

この仕事で良かった事

年齢性別を問わずにコミュニケーション力は身に着けることが出来きました。
色々なお客様と話す中で潜在的なニーズを探る方法だったり、競合他社と戦うためのノウハウは叩き込まれました。
訪問の件数も非常に多いので密度が濃くトレーニングを実戦でできるので習うより慣れろの考えでどんどん試して知って吸収する機会には恵まれていました。
現場さんもネチネチした人はいなく、怒られる時もあるけどハッキリしていて好感が持てプライベートでの交流も沢山ありました。

この仕事を辞めた理由

仕事内容自体には満足していましたが、やはり残業時間の隠蔽や休みが取れない時にサービス出勤をほぼ強制的にさせられていたことがあります。
どうしても気を休める時間が少なくなり慢性的に怠さが体に付きまといしんどくなってきたからです。

また即決力を重視するので、日の即決率が80%を切ったら兵庫の本部に朝6時に向かってブロック長に謝罪しなければいけない妙なルールがあったのもどんどん身体をむしばむ要因でした。

この仕事が向いている人

現場さんは仕事さえ終えれば早く帰れるし、繁忙期は非常に大きなインセンティブも付くので体を動かしてガンガン稼ぎたい人には非常に向いています。

営業では訪問件数が平均で5件と人と話す機会が多く設けられているので、どんどん営業技術を習得したい自己成長を望む人にはうってつけの場所です。

また、顧客からの要望のみで仕事に入るので、ルート営業や、アポ電話、ビラ配りなどの業務がなくスッキリ仕事をできるメリットはあります。

この仕事に就きたい人へ一言

業界として廃れることはないのでその点での安心感はあります。
引越サービス業界に入るなら一番重要なのは関係値の構築と断言出来るのでそこに気をつけてください。
上司、現場さん、お客さんの間に立つ状態ですが、しっかり関係値を作れていればどこかがフォローに回ってくれます。

しかし、一匹狼で売り上げはあげても関係値がなければ、何かが起こった時に非常に困ることになるので注意してください。

 

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